中級を目指す 60トピックで鍛えるフランス語リスニング

Bonjour !
みなさんフランス語の勉強は頑張っていますか?

ある程度文法は進めたし単語量も増えたけれど、ちょっと長い文章になったり話すスピードが早くなってしまうと途端に聞き取れなくなってしまう
わかりますよね〜。
そんな悩みを持つフランス語学習者のために今日は一冊の本をおすすめします。

中級を目指す 60トピックで鍛えるフランス語リスニング
白水社、フローラン・ジレル・ボニニ著)

著者の名前に聞き覚えがありますか?そうです。レグザゴンのフローランです。

この本の目的は、各エッセイを繰り返し聞いて読むことでまとまった長さの文章を聞く力を身につけること。すべてノーマルスピードとゆっくりの2種類の音声つきです。

使い方はこちらです。
録音を聞く前に冒頭に書かれた単語熟語を確認してください
それから録音を聞いてみてください
次にどのくらい理解できたかを問う問題があります。問題を先に読んでから録音を聞いていただいてもよいですよ。
何度か聞いたら、次ページに書かれたスクリプトで文章の内容を確認してください
最後は同じテーマでかかれた短い文章のディクテに挑戦です!

中級を目指す 60トピックで鍛えるフランス語リスニング単語

ひとつのエッセイをこの順序でしっかりとやることにより、理解が深まり聞き取りの力も養われます
そしてできれば何度も繰り返し録音を聞いてください発音単語表現などが定着します。
ひとつひとつのエッセイの長さも絶妙です!

長文が聞き取れない、理解できない理由の一つがボキャブラリーにあります。
まず語彙表現を確認することで、文章の内容のイメージもでき聞き取りするときの助けになります。
この語彙表現フランス人が実際に使うカジュアルな表現だったり、ことわざがあったりバラエティに富みとても充実しています。

中級を目指す 60トピックで鍛えるフランス語リスニング文書

そして大事なのは繰り返し聞くことです。
体に染み込むくらいいっぱい聞いてみてください。
冒頭が読み上げられたら何行かは暗唱できるくらいまでやったらもう完璧です!

その中にある単語が他の文章に出てきたときにもこの文章が浮かぶようになります。
1度しっかり内容を学んでいたら、聞き流しているだけでもOKです。
短くて面白いので文章の内容はすぐに頭に入ります。あとは聞き流していればその頭の中の内容とフランス語が結びつきます
ぜひそこまでやってみてくださいね!

フランス語で難しいのがやっぱり発音。
でも規則がちゃんとあり、その規則もしっかり記載してあります。
各エッセイにも発音のコツとなるリエゾンやアンシェヌマンの箇所を記載してあります。
録音を聞きながら覚えていってみてください。

取り扱っているテーマは6つ

中級を目指す 60トピックで鍛えるフランス語リスニング目次 1中級を目指す 60トピックで鍛えるフランス語リスニング目次 2

各エッセイは読み物としてもとても興味深いものとなっています。クスリと笑えるところ満載で、あまり日本では知られていないフランス人の生態や、暮らしぶりが垣間見えて、一気読みしたくなってしまうくらいです。

例えばフランスで「Olive et Tom(オリーブとトム)」と呼ばれているタイトルの日本の漫画を知っていますか?
ものすごい意外な漫画です。
知りたかったら読んでみてくださいね!

中級を目指す」とタイトルにありますが、教科書にないようなネイティブの使う表現や意外と知らない発音のルールなどがのっていて、中級や上級の方が読んでもためになる内容です。

Amazonや各書店で販売中です。
ぜひ本屋さんにいったら手にとってみてくださいね。

À bientôt !