フランスの家族って

こんな感じ

Bonjour tout le monde ! 皆さんこんにちは。
本日のブログはフランスの家族関係についてです。

家族 La Famille

フランスでは子どもは2人という家庭がとても多く、最近では一人っ子も増えています。
日本同様、3人以上の子どもがいる家庭は珍しくなってきました。

3人以上の子どもがいる家庭は大家族と呼ばれ (famille nombreuse)、 政府から生活のための補助が受けられます。

例えば、ハウスキーパーやベビーシッターなどのヘルパーを雇う費用や引っ越し費用を援助してもらえることがあります。また、家族全員の電車賃が割引(最大75%)になったり、旅行代金の補助があったりします。
また学費の援助を受けられる場合もあります。

ちなみにフランスの学校についてこちらへ↓
>>フランスの学校

フランス政府は少子化対策として、様々な政策を打ち出しています。
フランスでは共働きがほとんどです。子どもが生まれても女性は働き続けます。
専業主婦もいますが、全体の2%くらいです。日本と比べると少ないですよね。
子どもが小さいうちは、やはり保育園などに預けて働きます。それが難しい時は、ベビーシッターを雇ったり、親(子どもの祖父母)やヘルパーさんを頼ったりして、働きながら子育てをします。

もちろん日本同様、フランスでも産後の女性は産休を取得できます。一人目、二人目の場合は16週間、三人目以降は26週間、双子であれば34週間、三つ子なら46週間取得することができます。

父親である男性も休暇を取得する権利があります。何人目であるか、単胎であるか多胎であるかによって25日から32日まで取ることができます。
産休終了後の職場復帰はスムーズです。なぜならフランスの法律では、産休を取った女性の受け入れが義務となっているからです。

家庭  À la Maison

フランスでは多くの夫婦が家事を分担しています
どうしたって女性が得意な家事が多いですが、男性もできることは積極的に参加します。
このように夫婦2人で家事を分担すれば時間の余裕が生まれ、より長く子供や家族と過ごすことができるようになるのです。

また、フランスでは日本のように長時間の残業はありません。そして学習塾のような習い事をしている子どももほとんどいません。
つまり、帰宅後は家族団らんの時間なのです。
学校や仕事の話、世間話なんかをしながら一緒にテレビを見たりします。

日曜日もほとんどの店が閉まっているため、家族みんなでのんびり家で過ごします。もちろんクリスマスや夏休みなどの長いバカンスも家族一緒です。

時には夫婦2人で映画や食事に行くなどのデートを楽しむこともあります。たとえ、子どもがいても、ずっと恋人同士のような関係です
ですから、互いを「お父さん」「お母さん」などと呼ぶことは決してありません。いつでも名前や愛称で呼びかけます↓
>>フランス人の恋人の呼び方

子どもたち  Les Enfants

子育ても夫婦の共同作業です。
すでにお話ししたように、フランスには日本の塾のようなシステムはありません。夫婦それぞれが、得意な科目について子どもの勉強を見てあげるのです。

ただし、子どもの成長と共に親ができることも限られてきます。特にフランス人は干渉されることを好まないため、子どもであっても早いうちから一人でやりたがるようになります。
お風呂も小さい時は親が身体を洗ってあげますが、それも4〜5歳くらいまでで、その後は一人でシャワーを浴びます。とは言え、8歳になるくらいまでは何かあっては大変ですので、大人が近くで見守っています。ご心配なく。

日本との決定的な違いは、子どもは親と一緒に寝ないということかもしれません。
生まれた時から自分一人のベッドで眠り、部屋も親とは別々です。住宅事情も関係しているとは言え、フランス人の独立心の強さを表している一面かと思います。

子離れ親離れの早いフランス人ですが、親子の絆は強いです。自立して実家を離れても、
2週間に1度くらいの頻度で両親の元へ会いにやってきます。

フランスの家族事情について少しお分かりいただけたでしょうか?
質問やコメントがあったらSNSの方へどうぞ。
À la prochaine !またね。

フランスの家族って

こんな感じ

Bonjour tout le monde ! 皆さんこんにちは。
本日のブログはフランスの家族関係についてです。

家族 La Famille

フランスでは子どもは2人という家庭がとても多く、最近では一人っ子も増えています。
日本同様、3人以上の子どもがいる家庭は珍しくなってきました。

3人以上の子どもがいる家庭は大家族と呼ばれ (famille nombreuse)、 政府から生活のための補助が受けられます。

例えば、ハウスキーパーやベビーシッターなどのヘルパーを雇う費用や引っ越し費用を援助してもらえることがあります。また、家族全員の電車賃が割引(最大75%)になったり、旅行代金の補助があったりします。
また学費の援助を受けられる場合もあります。

ちなみにフランスの学校についてこちらへ↓
>>フランスの学校

フランス政府は少子化対策として、様々な政策を打ち出しています。
フランスでは共働きがほとんどです。子どもが生まれても女性は働き続けます。
専業主婦もいますが、全体の2%くらいです。日本と比べると少ないですよね。
子どもが小さいうちは、やはり保育園などに預けて働きます。それが難しい時は、ベビーシッターを雇ったり、親(子どもの祖父母)やヘルパーさんを頼ったりして、働きながら子育てをします。

もちろん日本同様、フランスでも産後の女性は産休を取得できます。一人目、二人目の場合は16週間、三人目以降は26週間、双子であれば34週間、三つ子なら46週間取得することができます。

父親である男性も休暇を取得する権利があります。何人目であるか、単胎であるか多胎であるかによって25日から32日まで取ることができます。
産休終了後の職場復帰はスムーズです。なぜならフランスの法律では、産休を取った女性の受け入れが義務となっているからです。

家庭  À la Maison

フランスでは多くの夫婦が家事を分担しています
どうしたって女性が得意な家事が多いですが、男性もできることは積極的に参加します。
このように夫婦2人で家事を分担すれば時間の余裕が生まれ、より長く子供や家族と過ごすことができるようになるのです。

また、フランスでは日本のように長時間の残業はありません。そして学習塾のような習い事をしている子どももほとんどいません。
つまり、帰宅後は家族団らんの時間なのです。
学校や仕事の話、世間話なんかをしながら一緒にテレビを見たりします。

日曜日もほとんどの店が閉まっているため、家族みんなでのんびり家で過ごします。もちろんクリスマスや夏休みなどの長いバカンスも家族一緒です。

時には夫婦2人で映画や食事に行くなどのデートを楽しむこともあります。たとえ、子どもがいても、ずっと恋人同士のような関係です
ですから、互いを「お父さん」「お母さん」などと呼ぶことは決してありません。いつでも名前や愛称で呼びかけます↓
>>フランス人の恋人の呼び方

子どもたち  Les Enfants

子育ても夫婦の共同作業です。
すでにお話ししたように、フランスには日本の塾のようなシステムはありません。夫婦それぞれが、得意な科目について子どもの勉強を見てあげるのです。

ただし、子どもの成長と共に親ができることも限られてきます。特にフランス人は干渉されることを好まないため、子どもであっても早いうちから一人でやりたがるようになります。
お風呂も小さい時は親が身体を洗ってあげますが、それも4〜5歳くらいまでで、その後は一人でシャワーを浴びます。とは言え、8歳になるくらいまでは何かあっては大変ですので、大人が近くで見守っています。ご心配なく。

日本との決定的な違いは、子どもは親と一緒に寝ないということかもしれません。
生まれた時から自分一人のベッドで眠り、部屋も親とは別々です。住宅事情も関係しているとは言え、フランス人の独立心の強さを表している一面かと思います。

子離れ親離れの早いフランス人ですが、親子の絆は強いです。自立して実家を離れても、
2週間に1度くらいの頻度で両親の元へ会いにやってきます。

フランスの家族事情について少しお分かりいただけたでしょうか?
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À la prochaine !またね。