フランスには二世帯住宅がない!

両親のベッドの真ん中に30代の独身男性の息子が満足そうにいて、左にお母さん、右にお父さんがそれぞれ困った表情でいます。

Bonjour tout le monde

こんにちは皆さん

今回はフランスと日本の住まいの違いを見てみましょう。

初めての日本旅行に来た時「二世帯住宅」を紹介されましたが、よく理解出来ませんでした。
なぜアパートじゃないのに入り口が二つあるのか、なぜ2~3世代が同じ家に住んでいるのか…。
サザエさんやちびまる子ちゃんを見ていても、家族みんなが同じ家に住んでいますよね!

フランスには二世帯住宅という概念がないので、すごく不思議でした。

最近は減ってきているのかもしれないけど、昔から日本では2~3世代が同じ家に住むのは当たり前ですよね。
その方が子育ても協力してできるし、仕事や家を先祖代々受け継ぐということもできるからかな?
二世帯住宅についてはバブル期に土地の価格が高騰したことで、少しでも費用負担を減らすために家族みんなが同じ場所に住んだことから生まれたと聞きました。

現代では、

東京などの大都市は、土地が少なくなってきているので、狭くて価格の高い土地が多い印象です。
フランスも土地代は高いですが、日本と比べると少し安く、家を建てるスペースはたくさんあります。※パリは東京と一緒で狭くて価格の高い土地が多いです。

では、なぜフランスでは2~3世代が一緒に住んだり、二世帯住宅という概念がないのでしょうか。

大昔からフランス人は出来るだけ早く独り立ちしたいと考えています。
革命スピリットのせいかな?

実はそれは子供の意見だけではありません。
両親も自分の子供に早く家を出て欲しいと考えています。
そして両親は、独り立ちしない子供に対して叱ります。

フランス人は20代前半で家を出るのは当たり前になっています。
子供は家を出て「自立した生活ができる」ということを両親に見せます。

なのでフランスには日本の大人になっての引きこもりのような人はいません。
いるかもしれないけど、本当にごく少数だと思います。

20代後半になっても独り立ちしないフランス人は「タンギー TANGUY」と言います。
実はタンギーについての映画があります。見てみてください→

https://www.amazon.co.jp/Tanguy-DVD/dp/B00913M20S

私は24歳の時に家を出て日本にきたので、ぎりぎりタンギーにはなりませんでした!よかった笑

フランスでは、おじいさん・おばあさんも自分の家を持っています。
娘息子夫婦や孫と一緒にいるのが嫌というわけではなく
「全員が自分のプライベートなスペース・プライバシーが欲しい」
ということを全員が理解しているからです。
※実は日本でお馴染みの「家族が川の字で寝る」というのもフランスにはない概念です。
生まれた時から自分のベッドがあり、自分のベッド・自分の部屋で眠ります。

別々の家に住んでいるからといって疎遠になるわけではなく、週末にお互いの家を行き来して
食事をしたり、話しをします。家族の時間をすごく大切にしています。

最近家族と連絡を取ってないなーと思った方!今日は家族に連絡してみてはいかがですか?

A la prochaine
今度もよろしくお願いします

※二世帯住宅については、あくまで私個人の見解なので、事実と合致しない部分もあります。ご了承ください。